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Glue for Yoast SEO & AMPによる AMPページのトラッキング

WordPress Twenty Seventeen
Glue for Yoast SEO & AMP による
AMPページのトラッキング
 
Search Console における検索パフォーマンスの、 表示回数やクリック数が激減した原因の一つとして、AMP ページへのアクセスがカウントされていないのではないかと思い、その対策として「Glue for Yoast SEO & AMP」を導入してみた。
 
「Analytics」で、Google Analyticsのトラッキングコードを埋め込む。
 
以下、Glue for Yoast SEO & AMP を導入と、AMP を Ver 0.7.2 から 1.2.0 にアップデートした記録。
 

 

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1. Glue for Yoast SEO & AMP とは
 
 
Glue for Yoast SEO & AMP は、
AMP(Accelerated Mobile Pages)プラグインを補完するもので、
Yoast SEOの一部の設定(メタタグやCSSなど)を、
AMPに反映させる役割を担う。
 
 
前提条件。
①.Yoast SEOが有効化されていること
②.AMPが有効化されていること
 
機能。
①.AMPページのデザイン調整
②.CSSやメタタグの設定
③.Google Analyticsのトラッキングコードの埋め込み
 
AMP ページへのアクセスがカウントされていないのではないかと思い、対策として導入。
 
Glue for Yoast SEO & AMP を導入し、且つ、AMP を Ver 0.7.2 から 1.2.0 にアップデートした。
 
 
 
2. Glue for Yoast SEO & AMP のインストールと有効化
 
WordPressのダッシュボードから、「プラグイン」→「新規追加」でインストールする。
 
インストールができたら、有効化する。
 
有効化すると、ダッシュボードの「SEO」に「AMP」が追加されるので、これをクリックする。
 
 
 
3. 「Post Types」で、AMPに対応するタイプを設定
 
「Post Type」画面が表示されるので、「投稿」が「有効」になっていることを確認し、「変更を保存」する。
 
 
 
4. 「Design」で、AMPページのデザインを調整
 
AMPページのデザインを調整。
 
「Images」と「Default image」で、AMPページの見出しの画像を設定。
 
「Content colors」で、全体の色を設定。
 
「Links」で、Linkの色を設定。
 
「Blockquotes」で、引用(blockquotes)タグの色を設定。
 
「Extra CSS」で、CSSの追加が出来る。
 
「Extra code in <head>」で、<head>にメタデータやlinkの追加が出来る。
 
ここで、引用(blockquotes)タグのために、『Font Awesome』が使えるようにした。
 
追加した「link」タグ。
<!-- Font Awesomeを使う -->
<link href="https://use.fontawesome.com/releases/v5.6.1/css/all.css" rel="stylesheet">
 
 
 
5. 「Analytics」で、Analyticsのトラッキングコードを埋め込む
 
「Analytics」で、Google Analyticsのトラッキングコードを埋め込む。
 
埋め込むコードは、【amp-analytics】タグを使わなければならない。
以下のコードの、accountをトラッキングIDに変更して貼り付ける。
<amp-analytics type="googleanalytics">
<script type="application/json">
{
"vars": {
"account": "UA-12345678-1"
},
"triggers": {
"trackPageview": {
"on": "visible",
"request": "pageview"
}
}
}
</script>
</amp-analytics>
 
 

 
Web上に、次のような記事があった。
Google Analyticsコードの埋め込み
実はGlueのGoogle Analyticsのコード埋め込みの機能は十分ではありません。ヘッダーにJavaScriptの読み込みを指定しなければならないのですが、この機能が無いのです。
 
そこで、ampのテンプレート「html-start.php」に、次のコードを貼り付けた。
<!-- analytics header -->
<script async custom-element="amp-analytics" src="https://cdn.ampproject.org/v0/amp-analytics-0.1.js"></script>
<!-- analytics header end -->
 
 
すると、次の警告が出る。
ドキュメントに AMP コンポーネントの「script」タグが複数あります。
 
 
ソースコードを調べてみると、「script」タグが 2つある。
 
2つ目の「script」コードの内容。
<script type='text/javascript' src='https://cdn.ampproject.org/v0/amp-analytics-0.1.js' async custom-element="amp-analytics"></script>
 
 
そこで、「html-start.php」に追加した、1つ目の「script」を削除する。
 
 
 
6. AMPのバージョンアップ
 
AMP の Ver 1.0 には問題があったので、Ver 0.7.2 を継続使用していたが、この機会に 1.2.0 にアップデートした。
 
AMP Setting が開くので、「Experience」は「Website」を選択。
 
「Website Mode」は「Reader」を「Supported Templates」は「投稿」を選択。
 
AMP Analytics Options には、何も設定せず。
(Analyticsのトラッキングコードは、設定しない。)
 
 
 
7. AMPのバージョンアップで顕在化した問題点
 
次の、エラーが出る。
タグ「style amp-custom」で指定された作成者のスタイルシートが長すぎます。上限は 50000 バイトです。
 
 
問題の詳細。
 
問題のあるページ。
 
原因。
問題のページには、エクセルの表をいくつも貼ってあり、
このために、長い・大きい【css】が埋め込まれていた。
 
 
 
8. 「Pz-LinkCard」のデザイン調整
 
「Pz-LinkCard」は、AMP化の影響を受けてデザインが崩れる。
枠が表示されなく、且つ、背景色の色もなくなり、見にくい。
 
そこで、AMP用に【CSS】の調整が必要になる。
 
テーマの編集で、「Twenty Seventeen child: style.php (amp/style.php)」に、簡易なCSSを追記。
 
AMP用のCSS。
/*-----------------------------------------------------------*/
/* 外部リンクをショートコードでブログカード化 Pz-LinkCard ---*/
/*-----------------------------------------------------------*/
.linkcard {
	/* 枠線色設定 */
	border: 2px solid #ddd;
	/* 背景色設定 */
	background: #fbfafa;
	border-radius:5px;
}
.linkcard a {
	text-decoration: none;
	margin-left: 10px;
}
/*-----------------------------------------------------------*/
 
 
「Pz-LinkCard」デザインの調整結果。
 
 
 
参考:
参考:
 
 
以上。
(2019.08.13)
 

 

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