Raspberry Pi で無線LANのアクセスポイントを構築

Raspberry Pi をアドホック接続(直接通信)にした。
1. bridge-utils:
 イーサネットブリッジを Linux 上で設定するユーティリティを導入
2. 旧式の /etc/network/interfaces で、IPアドレスを固定
3. アクセスポイントデーモン(hostapd)のインストール
 hostapd:無線LANのアクセスポイント機能を持つソフト
 デーモン:バックグラウンドプロセスとして動く常駐アプリ
4. Buffalo 無線LAN子機 WLI-UC-GNM のドライバー入手
 
 

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構築した環境  
 
 ◆ Raspberry Pi 2 Model B
 ◆ 2017-04-10-raspbian-jessie PIXEL version
 ◆ 無線LAN USBアダプタ:Buffalo 無線LAN子機 WLI-UC-GNM
 ◆ 使用ソフト:bridge-utils & hostapd  
 
1. ブリッジ構築ツールの導入
sudo apt-get install bridge-utils
 
2. 固定IPアドレスの設定:ネットワーク管理を旧式で統一
 
IPアドレスを固定にするネットワーク管理の方法が、
・Wheezyのとき: /etc/network/interfaces を編集
・Jessieのとき: /etc/dhcpcd.conf を編集
と異なって来た。
 
JESSIEにて固定IPを使うときは、
 
/etc/dhcpcd.conf
 
に、下記のように記載するという情報が多いが・・・・・
interface eth0
static ip_address=192.168.11.111/24
static routers=192.168.11.1
static domain_name_servers=192.168.11.1
 
Wheezyのときと同様に、
 
/etc/network/interfaces
 
に、固定IPを記載するのが分かり易いので、旧式で統一することにした。
 
2-1. NetworkManager を無効化。
sudo systemctl stop NetworkManager
sudo systemctl mask NetworkManager
 
2-2. /etc/dhcpcd.confの編集。
sudo nano /etc/dhcpcd.conf
 
denyinterfaces eth0 を入れる
 
2-3. /etc/network/interfacesの編集。
sudo nano /etc/network/interfaces
 
 auto lo
 iface lo inet loopback
 iface eth0 inet static
 address 192.168.11.111
 netmask 255.255.255.0
 gateway 192.168.11.1
 
 auto wlan0
 iface wlan0 inet static
 address 0.0.0.0
 
 auto br0
 iface br0 inet static
 address 192.168.11.111
 netmask 255.255.255.0
 gateway 192.168.11.1
 bridge_ports eth0 wlan0
 bridge_stp off
 
 iface default inet dhcp
 
2-4. 再起動と確認。
ifconfig -s
 
 br0 の存在を確認
 
3. hostapd のインストール
sudo apt-get install hostapd
 
4. 使用する無線LANアダプターのソースコードの入手とビルド
Buffalo WLI-UC-GNM のドライバー入手。
sudo wget http://w1.fi/releases/hostapd-2.0.tar.gz
tar xvf hostapd-2.0.tar.gz
 
コンパイルにパッケージが必要。
sudo apt-get install libnl-genl-3-dev libssl-dev
 
ソースツリー内のhostapdに移動し、defconfigを.configとしてコピーし、.configにCONFIG_LIBNL32=yを追加してからコンパイルする。
cd hostapd-2.0/hostapd
cp defconfig .config
echo CONFIG_LIBNL32=y >> .config
make
 
コンパイルされたhostapdで、オリジナルのバイナリを置き換える。
sudo mv /usr/sbin/hostapd /usr/sbin/hostapd_org
sudo mv hostapd /usr/sbin/
 
5. APデーモンでのアクセスポイント化
hostapd.conf を新たに作成し、設定を記述。
sudo nano /etc/hostapd/hostapd.conf
 
 interface=wlan0
 driver=nl80211
 bridge=br0
 ssid=raspi111
 hw_mode=g
 channel=3
 wpa=2
 wpa_passphrase=12345678
 wpa_key_mgmt=WPA-PSK
 rsn_pairwise=CCMP
  
hostapd を起動し、アクセスポイントに接続できるか確認。
sudo service hostapd stop
sudo hostapd /etc/hostapd/hostapd.conf
 
スマートフォンから無線LANのアクセスポイントを見てみる。OKなら、再度停止。
sudo service hostapd stop
 
hostapd を起動時に、作成したファイルが読み込まれるようにする。
sudo nano /etc/init.d/hostapd
 #DAEMON_CONF= を DAEMON_CONF=/etc/hostapd/hostapd.conf
 
6. 再起動し、APとして動作させる
sudo service hostapd start
 
 
iPhone からの接続。raspi111 が現れる。
 
 
 

以上。
(2017.04.18)

 

 

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