Raspberry Pi と Volumio で ハイレゾ Music Server を構築

・ラズベリーパイ で オーディオ専用サーバー の構築。
・JustBoom DAC HAT で ハイレゾ再生環境の実現。
・パイオニア USBサウンドクオリティアップグレーダー
 BonnesNotes DRESSING APS-DR001 を使用。
・iPhone での AirPlay。
・音楽ファイル用に SSD 240G をUSB接続。
 
Raspberry Pi でオーディオ環境を構築すると、 非常に省電力かつ、簡単な操作で使いやすいシステムになり、その上に、I2S接続のDACを導入すれば、PCオーディオの中でもそれなりに凝ったシステムと肩を並べる、ハイレゾ対応の高品質な音楽を楽しむことが出来るのではないかと、最先端オーディオサーバーの構築に挑戦してみた。

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構築した環境。
◆ Raspberry Pi 2 Model B
◆ 2017-04-10-raspbian-jessie PIXEL version
◆ 無線LAN USBアダプタ:Buffalo 無線LAN子機 WLI-UC-GNM
 
挑戦のステップ。
 

1. VLC メディアプレイヤー による音楽の再生

先ずは、Raspbian の標準らしい “VLCメディアプレイヤー” をインストールする。
sudo apt-get install vlc
 
インストールが完了すると、メニューアイコンに
“サウンドとビデオ”  →  ”VLC メディアプレイヤー” が出現する。
ところが、これをクリックしても、VLC メディアプレイヤー が起動しない。
 
Raspberry Pi の設定で、パスワードの変更やホスト名の変更を行ってから
VLCをインストールすると、VLC メディアプレイヤー が起動しない。

 
初期状態のままでVLCをインストールし、“VLCメディアプレイヤー” の起動を確認した後、パスワードの変更やホスト名の変更を行えば問題なし。
 
”VLC メディアプレイヤー” の起動。
 
”VLC メディアプレイヤー” での再生。
 
音楽出力先の指定コマンド。
amixer cset numid=3 1
 1でイヤホンジャック、2でHDMIでの出力
 

2. RasPod による音楽サーバーの構築

Tornado ( Python で記述された Web サーバー)をインストール。
sudo apt-get install python-tornado
 
VLC パッケージと ALSA ( Advanced Linux Sound Architecture )ユーティリティもインストール。
sudo apt-get install vlc alsa-utils
 
GitHub から RasPod をダウンロード。
git clone git://github.com/lionaneesh/RasPod.git
 
RasPod というディレクトリが作られるのでこの下に移動。
ls
cd RasPod/
mkdir static/Media/Canzone
 
アーティスト名等で、サブディレクトリを作って MP3 ファイルをアップロード。
 
RasPod の起動。
python /home/pi/RasPod/server.py
 
上記操作の画面。

エラーメッセージが出ている。
 
RasPod へのアクセス。
http://192.168.11.111:8888/
 
コントロール・パネルが表示される。
アップロードしたMP3ファイルも表示されている。
 
音量調整コマンド。
alsamixer
 
上下キーで本体の音量調整が出来る。
 
自動起動設定。
sudo nano /etc/rc.local
 
python /home/pi/RasPod/server.py > /dev/null 2>&1 &
 

3. Volumio によるオーディオ専用サーバーの構築

Volumio によるオーディオ専用サーバーの構築手順。
1. Raspberry Pi用のイメージファイルをダウンロード
2. microSDカードに Volumio を書き込む
3. microSDカードを Raspberry Pi に挿しこんで電源を入れる
3. LAN コネクタにを接続
4. USB電源を接続
5. Volumio が起動!・・・ パソコン側からの操作に移る
6. Volumio と airplay の詳細設定
 
 
1. Raspberry Pi用のイメージファイルをダウンロード。 ➡ こちらから

この間 2 ~ 5 の手順を実行し、Volumio が起動すると、パソコン側のWebブラウザにIPアドレス(http://volumio.local でもよい)を入力する。
Volumio の操作画面が表示されるので、Volumio と airplay の詳細設定を行う。
 
6. Volumio と airplay の詳細設定
 
まず最初に、設定メニューリストのAPPEARANCEを選択し、
 言語設定で日本語を選択してSAVEを押す。これで日本語表示になる。

 
次に、メニューリストのプレイバックオプションで、出力先の設定を行う。
 
Volumio の音源は、
 ①.USB
 ②.NAS
 ③.ラズベリーパイ内の Internal Storage
と、それぞれのディバイスに保存・再生できる。
 
 取り合えず、ラズベリーパイ内の Internal Storage に保存し、再生してみる。
 
PCからマイネットワーク→VOLUMIO→Internal Storage
と開き、その中にファイルをアップする。
 
VOLUMIOを開く。
 
Internal Storageを開く。(USBでもNASでもOK。)

 
音楽ファイルをアップする。
 
ファイルをアップしたらブラウザの設定メニューリストから
 マイミュージックを選び、再スキャンを押し更新を押します。
そうすると以後、 音符マークのホーム→音楽ライブラリ→INTERNAL内に
音楽ファイルが表示されるので、それを選べば再生することが出来る。
 
 
音楽ライブラリをクリックする。
 
INTERNALをクリックする。
 
曲を選択すると、再生が始まる。
 
プレイバックを押すと、カバーが表示される。
 
これで、音楽の再生が可能となった。
 
Volumio のIPアドレスを固定する場合は、メニューリストのネットワークで設定。
 
有線ネットワークのIPアドレスを固定。
 
無線ネットワークのIPアドレスの固定と接続。
 
Tera Term での接続画面。
 
iPad での接続画面。
 
iPad での再生画面。
 
iPhone での AirPlay 接続画面。 
 
 
 

4. ハイレゾ再生環境の構築 

1. パイオニア USBサウンドクオリティアップグレーダー
 BonnesNotes DRESSING APS-DR001 ¥6,480-
 
2. D/Aコンバータ
 Raspberry Pi拡張ボード D/Aコンバータ HAT for Raspberry Pi
 Pi Supply JustBoom DAC HAT JBM-001 ¥5,548-
パッシブスピーカーを使用するなら、
JustBoom Amp High Resolution Stereo Audio Amplifier JBM-008 を追加する。

JustBoom ロスレスオーディオ・システム
ロスレスDAC、小型アンプ、COAXと光オーディオ によるハイレゾオーディオの出力
※:HATとは、Hardware Attached on Top の頭文字をとったもの。エンドユーザーが Raspberry Pi を簡単に機能拡張できるようにするためのもの。
 
JustBoom DAC HAT JBM-001 を購入。
 
JustBoom DAC HAT
 
IRレシーバが付属しているが、どう使えばよいのか?
 
Raspberry Pi に装着。
 
DAC HAT 専用ケース JBM-009 を購入。先に横蓋の溝にセットしてから本体に入れる。

 
DAC HAT 専用ケース に蓋をして完成。
 
最後に、DRESSING APS-DR001 と 音楽ファイル用の SSD 240G をUSB接続。
 
※:外付けSSDを、NASと兼用にした。
 

以上。
(2017.04.24)

 

 

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