KDE neon NASへの接続 と NASのホームディレクトリ配下へのマウント

Linux 活用ノウハウ
KDE neon Plasma
NASへの接続 と NASのホームディレクトリ配下へのマウント
 
KDE neon で使用するアプリは、アプリの「開く」で表示されるフォルダー一覧に「NAS のドライブ」が表示され、アプリから直接 NAS にあるドキュメントにアクセス出来ることが望ましい。
 
「nas」をクリックすると・・・
 
以下、KDE neon での NASへの接続要領 と 「NASをホームディレクトリ配下にマウント」する方法を記録した。
 
 

 

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1. NAS(Synology)への接続
 
タスクマネージャーにある「Dolphin ファイルマネージャー」をクリックすると、KDE neon に標準搭載されているファイル管理ソフト「Dolphin」の「ファイル一覧ビュー」が開く。
タスクマネージャーにある「Dolphin ファイルマネージャー」をクリックすると、KDE neon に標準搭載されているファイル管理ソフト「Dolphin」の「ファイル一覧ビュー」が開く
 
サイドバーの「ネットワーク」をクリックするすると、LAN上に存在する共有機能が有効なデバイスが表示されるので、この中から「共有フォルダ(SMB)」をクリックする。
サイドバーの「ネットワーク」をクリックするすると、LAN上に存在する共有機能が有効なデバイスが表示されるので、この中から「共有フォルダ(SMB)」をクリックする
 
LAN内で【現在アクティブな機器】が表示されるので、「NAS」選択する。
LAN内で【現在アクティブな機器】が表示されるので、「NAS」選択する
 
NAS(Synology)のユーザー名とパスワードを入力し、「Remember password」にチェックを入れ「OK」をクリックする。
NAS(Synology)のユーザー名とパスワードを入力し、「Remember password」にチェックを入れ「OK」をクリックする
 
NAS(Synology)に接続され、ディレクトリーが表示されるので共有ディレクトリーをクリックする。
NAS(Synology)に接続され、ディレクトリーが表示されるので共有ディレクトリーをクリックする
 
共有ディレクトリーの内容が表示されるので、開きたいディレクトリーをクリックする。
共有ディレクトリーの内容が表示されるので、開きたいディレクトリーをクリックする
 
 
 
2. テキストエディタ「Kate」での NASへのアクセス
 
「アプリケーションランチャー(メニュー)」から「ユーティリティ」を選択し、「Kate」をクリックする。
「アプリケーションランチャー(メニュー)」から「ユーティリティ」を選択し、「Kate」をクリックする
 
Kateの「ようこそ」画面が表示される。
Kateの「ようこそ」画面が表示される
 
ツールバーの「ファイル」をクリックし、「開く」を選択する。
ツールバーの「ファイル」をクリックし、「開く」を選択する
 
Kateの「ファイルを開く」画面が表示され、ホームディレクトリが表示される。
Kateの「ファイルを開く」画面が表示され、ホームディレクトリが表示される
 
「ネットワーク」タブを開くと、「Dolphin」と同様にLAN上に存在する共有機能が有効なデバイスが表示されるので、「共有フォルダ(SMB)」をクリックする。
「ネットワーク」タブを開くと、「Dolphin」と同様にLAN上に存在する共有機能が有効なデバイスが表示されるので、「共有フォルダ(SMB)」をクリックする
 
「Dolphin」と同様に、LAN内で【現在アクティブな機器】が表示されるので、「NAS」選択する。
「Dolphin」と同様に、LAN内で【現在アクティブな機器】が表示されるので、「NAS」選択する
 
以降、NASのフォルダーから該当のファイルを選択すれば、テキストエディタ「Kate」で参照できる。
以降、NASのフォルダーから該当のファイルを選択すれば、テキストエディタ「Kate」で参照できる
 
 
「WPS Office」での NASへのアクセス
 
WPS Office(Linux版)は、
 • /mnt
 • /media
 • ルート /
といった システム領域をファイル選択ダイアログで「隠す」仕様になっている。
システム領域をファイル選択ダイアログで「隠す」仕様になっている
 
👉 このため
実際にはマウントされていても、WPS Office からは見えない。
実際にはマウントされていても、WPS Office からは見えない
 
WPS Office が 必ず表示する のは
🔎 /home/ユーザー名/*
配下のフォルダーやファイルです。
 
⭐ 解決策:NASを「ホームディレクトリ配下」にマウントする。
 
 
 
3. NASを ホームディレクトリ配下にマウントする
 
① マウントポイントの作成。
mkdir -p ~/nas/synology
 
② 認証情報ファイルの作成。
sudo nano /home/neon/.smbcredentials_synology
 
中身:NAS(Synology)のユーザー名とパスワード。
username=xxxxx
password=yyyyyy
 
権限を制限。
sudo chmod 600 ~/.smbcredentials_synology
 
NASを ホームディレクトリ配下にマウントする
 
③ /etc/fstab に SMB マウントを追加。
sudo nano /etc/fstab
 
//<NASサーバー名>.local/home /home/neon/nas/synology cifs credentials=/home/neon/.smbcredentials_synology,iocharset=utf8,uid=1000,gid=1000,file_mode=0664,dir_mode=0775,vers=2.0,_netdev 0 0
 
⚠️ /etc/fstab ファイルでは、1つのエントリ(1行)を途中で改行(折り返し)して記述することはできません。
 
/etc/fstab に SMB マウントを追加
 
④ マウント。
sudo mount -a
 
エラーが出なければ成功。
 
⑤ ターミナルで確認。
ls -la ~/nas/synology
 
👍 NAS内のファイルが見えればOK 。
 
マウントとNAS内のファイルが見えるか確認
 
 
 
4. WPS Office での NASへのアクセス
 
WPS Office を立ち上げ、「開く」から「Home」タブをクリックすると、フォルダー一覧に「nas」が現れる。
WPS Office を立ち上げ、「開く」から「Home」タブをクリックすると、フォルダー一覧に「nas」が現れる
 
「nas」をクリックすると・・・。
「nas」をクリックすると・・・
 
マウントした「synology」フォルダーが表示される。
マウントした「synology」フォルダーが表示される
 
これで、WPS Office から NASへの直接アクセスが可能となる。
これで、WPS Office から NASへの直接アクセスが可能となる
 
NASにあるWindowsで作成した【.pptx】ファイルを開くと…。
NASにあるWindowsで作成した【.pptx】ファイルを開くと…
 
無事、パワーポイントが崩れることなく表示される。
無事、パワーポイントが崩れることなく表示される
 
 
「Kate」から NASへのアクセスの変化
 
ツールバーの「ファイル」をクリックし「開く」を選択すると、サイドバーの「ネットワーク」の下に「/nas/synology」が表示されるようになる。
ツールバーの「ファイル」をクリックし「開く」を選択すると、サイドバーの「ネットワーク」の下に「/nas/synology」が表示されるようになる
 
「/nas/synology」を開くと、いきなり、NASの「home」の内容が表示される。
「/nas/synology」を開くと、いきなり、NASの「home」の内容が表示される
 
 
🧰 NASへのアクセスが、格段と容易になる。
 
 
 
5. SMB設定を 2.0 → 3.x に変更する方法(Synologyの場合)
 
Synology では 3.0 / 3.1.1 が普通に使える。
 
①.DSMを立ち上げ、コントロールパネル → ファイルサービス → SMB → 詳細設定の順に選択する。
①.DSMを立ち上げ、コントロールパネル → ファイルサービス → SMB → 詳細設定の順に選択する
 
②.詳細設定画面で、
 • 最大 SMB プロトコル:SMB3
 • 最低 SMB プロトコル:SMB2
に設定し、「保存」をクリックする。
②.詳細設定画面で、
 •  最大 SMB プロトコル:SMB3
 •  最小 SMB プロトコル:SMB2
に設定し、「保存」をクリックする
 
③.「はい」をクリックする。
③.「はい」をクリックする
 
④./etc/fstab の vers=2.0 から vers=3.1.1 に修正する。
sudo nano /etc/fstab
 
まずは 3.0:vers=3.0
 
sudo umount ~/nas/synology
sudo mount -a
 
問題なければ、次に 3.1.1:vers=3.1.1
 
/etc/fstab の vers=2.0 から vers=3.1.1 に修正する
 
/etc/fstab の vers=2.0 から vers=3.1.1 に修正する
 
 
 
6. fstabマウント設定 オプションの追加
 
• スリープ復帰後に切れない設定。
• NASが起動していない時でもブートを止めない設定。
 
serverino,soft,nofail,_netdev,x-systemd.automount 0 0
 
① スリープ復帰後に切れない設定。
オプション :効果
🔹x-systemd.automount :アクセス時に自動再マウント
🔹nofail :切断時でも起動を続行
🔹soft :ハング防止(WPS使用時に重要)
🔹_netdev :ネットワーク確立後にマウント
 
👉 これだけで、復帰後もほぼ切れない。
 
② NASが起動していない時でもブートを止めない。
✅ 必須オプション
🔹nofail
🔹x-systemd.automount
 
なぜ止まらなくなる?
 • 起動時は マウントしない。
 • 初アクセス時にだけ接続。
 • NASが無ければ静かにスキップ。
 
📌 systemd世代では
auto より automount が圧倒的に安定です。
 
• スリープ復帰後に切れない設定
• NASが起動していない時でもブートを止めない設定
 
 
以上で、アプリから NASへのアクセスが格段と便利になる。
 

 

以上。
(2025.12.24)

 

 

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