Linux Mint 不要アプリの削除 方法

Linux Mint (Cinnamon) 活用ノウハウ
アプリケーションの削除要領
アプリを アンインストールする 3つの方法
 
オフィスソフト「WPS Office」の Linux版 は無料で使用できる。この「WPS Office」は Microsoft Office との互換性にも問題なく使えるので、最初からインストールされている「LibreOffice」が不要になり、削除することにした。
 
メニューの「オフィス」から「LibreOffice」を選択し、右クリックして「アンインストール」をクリックする
 
以下、LibreOffice の削除を基に、Linux Mint での「不要アプリの削除」要領をまとめた。
 
 

 

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 目 次
1. LibreOffice を 削除 した記録
 1-1. 「LibreOffice」をソフトウェアマネージャーで削除する
 1-2. Mint 22 系の ソフトウェアマネージャーについて
 1-3. 「LibreOffice」をメニューから削除する
 1-4. 「LibreOffice」削除後の「ソフトウェアマネージャー」の挙動の変化
 1-5. libreoffice の「システムのパッケージ」をインストールする
 1-6. libreoffice の「システムのパッケージ」を apt コマンドで削除する
 1-7. libreoffice の「Flatpak (Flathub)」版をインストールする
 1-8. libreoffice の「Flatpak」版を flatpak コマンドで削除する
2. Linux Mint での パッケージ管理
3. ターミナルからコマンドで削除する方法
4. メニューから「アンインストール」を選択する方法
5. ソフトウェアマネージャーの「削除」を使う方法
 
 
 
1. LibreOffice を 削除 した記録
 
Linux Mint には、デフォルトで「LibreOffice」がインストールされており、メニューの「オフィス」カテゴリーに「LibreOffice」のオフィススイートが登録されている。
Linux Mint には、デフォルトで「LibreOffice」がインストールされており、メニューの「オフィス」カテゴリーに「LibreOffice」のオフィススイートが登録されている
 
 
①.「LibreOffice」をソフトウェアマネージャーで削除する
 
ソフトウェアマネージャーを起動し、右上のハンバーガーアイコンをクリックして「インストール済みのアプリを表示」を選択する。
ソフトウェアマネージャーを起動し、右上のハンバーガーアイコンをクリックして「インストール済みのアプリを表示」を選択する
 
「インストール済みのアプリ」の一覧が表示されるが、この中に「LibreOffice」は見当たらない。
「インストール済みのアプリ」の一覧が表示されるが、この中に「LibreOffice」は見当たらない
 
【LibreOffice】 で検索しても、「一致するパッケージがありません」と表示される。
【LibreOffice】 で検索しても、「一致するパッケージがありません」と表示される
 
 
❌ 最初からインストールされている「LibreOffice」は、
ソフトウェアマネージャーでは削除出来ない。
 
📌 ソフトウェアマネージャーの「インストール済みのアプリ」一覧に、「LibreOffice」は表示されない。
🔎 【LibreOffice】 で検索を行っても、「一致するパッケージがありません」と表示される。
 
 
②.Mint 22 系の ソフトウェアマネージャーについて
 
ソフトウェアマネージャーのバージョンを確認すると、アプリ名は「mintinstall」でバージョンは次のようになっている。
ソフトウェアマネージャーのバージョンを確認すると、アプリ名は「mintinstall」でバージョンは次のようになっている
 
「Linux Mint 22.1」から、ソフトウェアマネージャーは「mintinstall」になっており、
Synaptic は Mint v22.1 から非推奨になりました。
 

 「mintinstall」の仕様

① Mint 22 系では、標準アプリの多くは APT(deb)形式でシステムに直接インストール されています。
 LibreOffice も次のような APT パッケージ群として入っています:
 • libreoffice-writer
 • libreoffice-calc
 • libreoffice-impress
 • libreoffice-common
 これらは「システムパッケージ扱い」です。

② mintinstall(ソフトウェアマネージャー)の仕様
 mintinstall は現在:
 • 主に Flatpak アプリ中心
 • 一部の APT アプリは表示されない
 • システム標準パッケージは一覧に出ないことがある
 という仕様になっています。

 
 
ターミナルで確認してみる。
  apt list --installed | grep libreoffice
 
以下のようなパッケージがインストールされている。
以下のようなパッケージがインストールされている
 
⚠️ 注意点:
apt は CLIインターフェースでは安定していないので、スクリプトの中で使う時は注意する必要があるとのこと。なので、シェルスクリプトなどエンドユーザー向けでない場合は、apt-get を使うことが推奨とされている。
  apt-get list --installed | grep libreoffice
 
 
③. 「LibreOffice」をメニューから削除する
 
メニューの「オフィス」から「LibreOffice」を選択し、右クリックして「アンインストール」をクリックする。
メニューの「オフィス」から「LibreOffice」を選択し、右クリックして「アンインストール」をクリックする
 
同時に削除されるパッケージの一覧が表示されるので、「OK」をクリックする。
同時に削除されるパッケージの一覧が表示されるので、「OK」をクリックする
 
認証が要求される。
認証が要求される
 
パッケージの削除が実行される。
パッケージの削除が実行される
 
削除が完了すると、メニューから「LibreOffice」が消える。
削除が完了すると、メニューから「LibreOffice」が消える
 
ターミナルから、コマンドで確認してみる。
  apt list --installed | grep libreoffice
 
以下のようなパッケージが残っている。
以下のようなパッケージが残っている
 
次のコマンドを実行すると、完全に削除される。
  sudo apt-get remove --purge "libreoffice*"
  sudo apt-get autoremove
  sudo apt-get clean
 
次のコマンドを実行すると、完全に削除される
 
--purge: 設定ファイルも完全に削除します。
"libreoffice*": LibreOffice関連のすべてのパッケージを対象にします。
autoremove: 関連パッケージを削除した後に残った不要な依存関係を削除します。
 
sudo apt-get cleanは、
Debian/Ubuntu系Linuxでapt-getが/var/cache/apt/archives/に保存したダウンロード済みのパッケージファイル(.deb)をすべて削除し、ディスク容量を解放するコマンドです。インストール済みのパッケージには影響せず、再インストール用のキャッシュのみをクリアします。
 
 
④.「LibreOffice」削除後の「ソフトウェアマネージャー」の挙動の変化
 
「LibreOffice」が削除された後、ソフトウェアマネージャーで LibreOffice を検索すると、「LibreOffice」が 2つ 表示されるようになる。
「LibreOffice」が削除された後、ソフトウェアマネージャーで LibreOffice を検索すると、「LibreOffice」が2つ表示されるようになる
 
1つは、「システムのパッケージ」。
1つは、「システムのパッケージ」
 
もう一つは「Flatpak (Flathub)」パッケージ。
もう一つは「Flatpak」パッケージ
 
 
⑤.libreoffice の「システムのパッケージ」をインストールする
 
再度、ソフトウェアマネージャーで libreoffice の「システムのパッケージ」をインストールしてみる。
再度、ソフトウェアマネージャーで libreoffice の「システムのパッケージ」をインストールしてみる
 
追加でインストールされるソフトウェアが表示されるので、「続行」をクリックする。
追加でインストールされるソフトウェアが表示されるので、「続行」をクリックする
 
認証が求められる。
認証が求められる
 
インストールが完了すると、右上に「削除」ボタンが表示され、ソフトウェアマネージャーでの削除が可能となる。
インストールが完了すると、右上に「削除」ボタンが表示され、ソフトウェアマネージャーでの削除が可能となる
 
「インストール済みのアプリ」の一覧にも「LibreOffice」が表示される。
「インストール済みのアプリ」の一覧にも「LibreOffice」が表示される
 
メニューにも「LibreOffice」が表示される。
メニューにも「LibreOffice」が表示される
 
ターミナルで確認してみる。
  apt list --installed | grep libreoffice
 
ターミナルで確認してみる
 
当初のインストール状態より、モジュールが大幅に増えている。
 
 
⑥.libreoffice の「システムのパッケージ」を apt コマンドで削除する
 
ターミナルからコマンドで削除し、確認すると一つだけ残っている。
  sudo apt-get remove --purge "libreoffice*"
  apt list --installed | grep libreoffice
 
ターミナルからコマンドで削除し、確認すると一つだけ残っている
 
次のコマンドを実行すると、完全に削除される。
  sudo apt-get autoremove
 
次のコマンドを実行すると、完全に削除される
 
削除後も、ソフトウェアマネージャーの「インストール済みのアプリ」一覧に「LibreOffice」が表示されるが、チェックマークが付いておらずインストール状態にはなっていない。
削除後も、ソフトウェアマネージャーの「インストール済みのアプリ」一覧に「LibreOffice」が表示されるが、チェックマークが付いておらずインストール状態にはなっていない
 
再起動して確認すると、「インストール済みのアプリ」一覧から消えている。
再起動して確認すると、「インストール済みのアプリ」一覧から消えている
 
再起動せずとも、右上のハンバーガーアイコンをクリックして「パッケージの一覧を読込み」を選択すれば、表示内容を更新することができる。
再起動せずとも、右上のハンバーガーアイコンをクリックして「パッケージの一覧を読込み」を選択すれば、表示内容を更新することができる
 
 
⑦.libreoffice の「Flatpak」版をインストールする
 
今度は、ソフトウェアマネージャーで libreoffice の「Flatpak (Flathub)」版をインストールしてみる。
今度は、ソフトウェアマネージャーで libreoffice の「Flatpak (Flathub)」版をインストールしてみる
 
「Flatpak (Flathub)」版が表示されるので、「インストール」をクリックする。
「Flatpak (Flathub)」版が表示されるので、「インストール」をクリックする
 
追加でインストールされるソフトウェアが表示されるので、「続行」をクリックする。
追加でインストールされるソフトウェアが表示されるので、「続行」をクリックする
 
認証が求められる。
認証が求められる
 
インストールが完了すると、右上に「削除」ボタンが表示され、ソフトウェアマネージャーでの削除が可能となる。
インストールが完了すると、右上に「削除」ボタンが表示され、ソフトウェアマネージャーでの削除が可能となる
 
「インストール済みのアプリ」の一覧にも「LibreOffice」が表示される。(なぜか先頭に表示される。)
「インストール済みのアプリ」の一覧にも「LibreOffice」が表示される
 
メニューにも「LibreOffice」が表示される。「システムのパッケージ」と同じ表示になるので、「Flatpak (Flathub)」版かどうか区別はつかない。
メニューにも「LibreOffice」が表示される。「システムのパッケージ」と同じ表示になるので、「Flatpak (Flathub)」版かどうか区別はつかない。
 
ターミナルで確認してみる。
  flatpak list --app
 
ターミナルで確認してみる
flatpak list --app
 
🚨 Flatpak アプリは、<アプリID>で管理される。
 
 
⑧.libreoffice の「Flatpak」版を flatpak コマンドで削除する
 
Flatpakのアンインストール (Uninstall)コマンド。
  flatpak uninstall <アプリID>
  flatpak uninstall org.libreoffice.LibreOffice
 
ターミナルで確認してみる。
  flatpak list --app
 
Flatpakのアンインストール (Uninstall)コマンド
 
削除後、ソフトウェアマネージャーの「インストール済みのアプリ」一覧から「LibreOffice」が消える。
削除後、ソフトウェアマネージャーの「インストール済みのアプリ」一覧から「LibreOffice」が消える
 
 
 
2. Linux Mint での パッケージ管理
 
🟩 debパッケージ(Debianパッケージ .deb)
🔹 Debian、Ubuntu、Linux MintなどのDebian系Linuxディストリビューションでソフトウェアをインストール・管理するための標準的なパッケージフォーマット。
 
🔹 実行ファイル、ライブラリ、設定ファイルが1つにまとまっており、dpkgコマンドやaptコマンドで簡単にインストール、アップグレード、アンインストールが可能。
 
🟦 Flatpak(フラットパック)パッケージ
🔹 Flatpakは、Linuxディストリビューション間でデスクトップアプリを安全に配布・実行するコンテナベースのパッケージ形式。
 
🔹 ランタイム(共有ライブラリ)とアプリ本体をバンドルし、サンドボックス内で動作させるため、システム依存関係の競合を回避し、どの環境でも最新版を安全に利用できる。
 
🟧 Snapパッケージ
🔹 Canonical社が開発した、Linuxディストリビューション間で動作するコンテナ化された「ユニバーサルパッケージ」。
 
🔹 Linux Mintは、デフォルトでSnapパッケージをブロックしており、利用には設定の解除が必要。
 • sudo rm /etc/apt/preferences.d/nosnap.pref でブロックを解除し、
 • sudo apt install snapd でインストール後、
 • sudo snap install [アプリ名] で利用可能になる。
 
 
 
3. ターミナルからコマンドで削除する方法
 
🟩 debパッケージ(拡張子.deb)
 
🔹 パッケージのインストール。
  sudo apt update # パッケージリストの更新
  例:sudo apt install vim # vimエディタをインストール
 
🔹 パッケージの一覧表示。
  sudo apt list --installed # インストール済みのパッケージを一覧表示
  dpkg -l
 
パッケージの一覧表示
 
🔹 パッケージの削除。
  sudo apt remove パッケージ名
  sudo apt purge パッケージ名
  sudo apt-get remove --purge パッケージ名
  sudo apt-get autoremove
  sudo apt-get clean
 
  例:sudo apt remove vim # vimを削除(設定ファイルは残る)
  例:sudo apt purge vim # vimを削除(設定ファイルも完全に削除)
 
removeはソフトウェア本体のみを削除し、purgeは関連する設定ファイルも含めて削除します。
 
🟦 Flatpak(フラットパック)パッケージ
 
🔹 パッケージのインストール。
  flatpak install flathub <アプリID>
  例: flatpak install flathub org.videolan.VLC
 
🔹 パッケージの一覧表示。
  flatpak list --app
 
🔹 パッケージの削除。
  flatpak uninstall <アプリID>
  例: flatpak uninstall org.videolan.VLC
 
 
 
4. メニューから「アンインストール」を選択する方法
 
メニューから「全てのアプリケーション」を表示すれば、インストールされているアプリが確認できる。
メニューから「全てのアプリケーション」を表示すれば、インストールされているアプリが確認できる
 
🔸メニューから削除したいアプリを選択し、右クリックして「アンインストール」をクリックする。
メニューの「オフィス」から「LibreOffice」を選択し、右クリックして「アンインストール」をクリックする
 
 
 
5. ソフトウェアマネージャーの「削除」を使う方法
 
🔸ソフトウェアマネージャーを起動し、右上のハンバーガーアイコンをクリックして「インストール済みのアプリを表示」を選択する。
 
🔸「インストール済みのアプリ」の一覧から、削除したいアプリをクリックする。
 
🔸右上に表示されている「削除」ボタンをクリックする。
インストールが完了すると、右上に「削除」ボタンが表示され、ソフトウェアマネージャーでの削除が可能となる

 

 

以上。
(2026.02.22)

 

 

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