ターミナルソフト「Tabby」の使い方(外観のカスタマイズ編)

Windows PC 関連ノウハウ
ターミナル ソフト「Tabby」の使い方
外観のカスタマイズ
 
Tabby ターミナルの「設定」を使用すると、外観のカスタマイズやプラグインのインストールなどを行うことができる。「設定」を開くには、 ターミナルウィンドウの右上にある「歯車アイコン」をクリックする。
 
Tabby ターミナルの「設定」を使用すると、外観のカスタマイズやプラグインのインストールなどを行うことができる。「設定」を開くには、 ターミナルウィンドウの右上にある「歯車アイコン」をクリックする。
 
以下、ターミナル画面の見栄えに関するカスタマイズ方法を記録。
 
 

 

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1. アプリケーションのカスタマイズ
 
「アプリ」からは、アップデートを確認したり、言語の設定やアニメーションを有効にすることができる。
「アプリケーション」からは、アップデートを確認したり、言語の設定やアニメーションを有効にすることができる
 
 
 
2. 外観のカスタマイズ
 
「外観」における「フォント」のデフォルトは「Consolas」で、次のようになっている。
「外観」における「フォント」のデフォルトは「Consolas」で、次のようになっている
 
この「フォント」欄を消去すると、フォントが選択できるプルダウンメニューが表示されるので、変更したいフォントを選ぶ。
この「フォント」欄を消去すると、フォントが選択できるプルダウンメニューが表示されるので、変更したいフォントを選ぶ
 
フォントの右には「サイズ」が、その下には「太さ」を指定する欄があるのでそれぞれ好みに合わせて設定する。
フォントの右には「サイズ」が、その下には「太さ」を指定する欄があるのでそれぞれ好みに合わせて設定する
 
下にスクロールすると、「行間」の設定も可能となっている。
下にスクロールすると、「行間」の設定も可能となっている
 
 
 
3. Windows におけるフォントのインストール
 
白源 (はくげん/HackGen)等、メニューに無いフォントを使用したい場合は、OSにフォントを追加する必要がある。
 
プログラミングフォント白源 (はくげん/HackGen)フォントのダウンロードサイトにアクセスする。(https://github.com/yuru7/HackGen/releases/tag/v2.10.0)
プログラミングフォント白源 (はくげん/HackGen)フォントのダウンロードサイトにアクセスする。
https://github.com/yuru7/HackGen/releases/tag/v2.10.0
 
下にスクロールするとフォントファイルがあるので、ダウンロードする。
下にスクロールするとフォントファイルがあるので、ダウンロードする
 
ダウンロードしたファイルを解凍し、Windows にインストールする。
ダウンロードしたファイルを解凍し、Windows にインストールする
 
Windowsの「設定」→「個人用設定」→「フォント」を開くと、ドラッグアンドドロップでフォントがインストール出来る。
Windowsの「設定」→「個人用設定」→「フォント」を開くと、ドラッグアンドドロップでフォントがインストール出来る
 
インストールの確認。
インストールの確認
 
 
 
4. 配色のカスタマイズ
 
左メニューの「配色」で設定する「配色」は、「Tabby」全般における「配色」となっている。(プロファイル毎の「配色」は、「プロファイルと接続」で設定する。)
 
「配色」における、「ダークモード」のデフォルトは「Tabby Default」になっている。
「ダークモード」のデフォルトは「Tabby Default」になっている
 
「ライトモード」のデフォルトは「Tabby Default Light」になっている。
「ライトモード」のデフォルトは「Tabby Default Light」になっている
 
それぞれ下にスクロールすると、幾つもの配色パターンが表示されるので好みに合わせて選択する。
それぞれ下にスクロールすると、幾つもの配色パターンが表示されるので好みに合わせて選択する
 
また、「使用中の配色」の右にある「編集」をクリックすると、配色パターンそのものをカスタマイズすることもできる。
また、「使用中の配色」の右にある「編集」をクリックすると、配色パターンそのものをカスタマイズできる
 
 
 
5. プロファイル別「色」設定
 
左のメニューから「プロファイルと接続」をクリックし、「色」を設定するプロファイルを選択する。
左のメニューから「プロファイルと接続」をクリックし、「色」を設定するプロファイルを選択する
 
表示されたプロファイルの、「色」の右側に表示されている「カラーコード」を好みの色に設定する。
表示されたプロファイルの、「色」の右側に表示されている「カラーコード」を好みの色に設定する
 
設定が終わったら、下にスクロールし「保存」をクリックする。
 
プロファイルのアイコンが、設定した色に変わる。
プロファイルのアイコンが設定した色に変わる
 
プロファイル一覧に表示されるアイコンも、設定された色に変わる。
プロファイル一覧に表示されるアイコンの色も、設定された色に変わる
 
更に、タブのアンダーラインにも色が付くようになる。
更に、タブのアンダーラインにも色が付くようになる
 
 
 
6. プロファイル別「配色」設定
 
左のメニューから「プロファイルと接続」をクリックし、「配色」を設定するプロファイルを選択する。
左のメニューから「プロファイルと接続」をクリックし、「配色」を設定するプロファイルを選択する
 
下にスクロールし「配色」タブをクリックして、その下に表示される幾つもの配色パターンから好みのパターンを選択する。
下にスクロールし「配色」をクリックして、その下に表示される幾つもの配色パターンから好みのパターンを選択する
 
選択したら、最下部にスクロールし「保存」をクリックする。
選択したら、最下部にスクロールし「保存」をクリックする
 
選択した配色パターンが反映されない場合は、タブを一旦閉じて、再度、該当のプロファイルを開くと適用される。
 
「Spiderman」の配色。
「Spiderman」の配色
 
「Dark Pastel」の配色。
「Dark Pastel」の配色
 
「Smyck」の配色。
「Smyck」の配色
 
「Harper」の配色。
「Harper」の配色
 
 
 
7. 「端末」のカスタマイズ
 
左のメニューから「端末」をクリックし、下にスクロールすると「起動時」の動作が現れる。
左のメニューから「端末」をクリックし、下にスクロールすると「起動時」が現れる
 
起動時動作のデフォルトは、次の2つが「オン」になっている。
・起動時に新しい端末を自動で開く
・起動時に以前開いていたタブを復元する
 
 
 
8. 「ウィンドウ」のカスタマイズ
 
左のメニューから「ウィンドウ」をクリックし、下にスクロールすると「タブ」に関する設定が現れる。
左のメニューから「ウィンドウ」をクリックし、下にスクロールすると「タブ」が現れる。
 
タブに関する設定の中で、
・タブの詳細設定ボタンを非表示(・・・詳細設定ボタンを押してしまう
・タブの閉じるボタンを非表示(・・・タブを閉じてしまう
をそれぞれオンにしておくと、タブのクリック「ミス」でのストレスが解消される。
 
さらに、下にある「ペイン」の、
・マウスに合わせてフォーカス
をオンにしておくと、マウスの位置で文字色が「白」に変わるので分かりやすくなる。
 
 
 
9. 「ホットキー」のカスタマイズ
 
左のメニューから「ホットキー」をクリックすると、幾種類もの「ホットキー」が設定可能となっている。
左のメニューから「ウィンドウ」をクリックすると、幾種類ものホットキーが設定可能となっている
 
Tabbyは、1つのウィンドウで複数のターミナルを「タブ化」して表示されるが、これに加えて、「マルチペイン」表示が可能になっており、1つの開いたタブで複数のターミナルを表示、操作できる。
 
いわゆる「画面分割」が、ホットキーで行えるようになっている。
ここでは、マルチペインに関する「ホットキー」のみを列挙する。
 
マルチペインに関する「ホットキー」
 
マルチペインに関する「ホットキー」
 
マルチペインに関する「ホットキー」
 
タブが開かれている状態で「右側に分割」のホットキー「Ctrl-Shift-S」を押すと・・・。
タブが開かれている状態で「右側に分割」のホットキー「Ctrl-Shift-S」を押すと
 
タブが右のペイン2つに分割される。これで、同じタブ内で複数のターミナルを表示・操作できる。
タブが右のペイン2つに分割される
 
ペインを閉じるには、タブを右クリックして「閉じる」を選択する。
ペインを閉じるには、タブを右クリックして「閉じる」を選択する
 
Tabbyの起動画面に戻る。
Tabbyの起動画面に戻る
 
 
Tabbyには、上記以外にも多くのカスタマイズ機能が用意されており、少しづつ自分用の使いやすい「Tabby」に仕上げてゆくしかない。
 
尚、Tabbyの設定は「config.yaml」に保存されているので、直接編集することも可能となっている。
Windowsの場合:C:\ユーザー\ユーザー名\AppData\Roming\tabby\config.yaml
Ubuntuの場合:~/.config/tabby/config.yaml
 

 

以上。
(2025.01.07)

 

 

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