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OAuth(オーオース)認証の理解と認証情報の取得要領

WordPress Twenty Seventeen
OAuth(オーオース)認証の理解
認証情報の取得要領
 
WordPressに「Simple GA Ranking」プラグインを導入し、人気記事一覧を表示しようとすると「OAuth(オーオース)認証の取得」が必要となる。ところが、この「認証情報」の取得要領が複雑で、且つ、解りにくい。
 
ユーザーの確認が完了すると、「アクセストークン」が発行される
 
以下「Simple GA Ranking」の導入を機に、OAuth(オーオース)認証についての理解と認証情報の取得要領を解り易くまとめた。
 

 

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1. OAuth(オーオース)認証とは
 
WordPressのプラグイン「Simple GA Ranking」は、【Google Analytics】の計測データを利用して、WordPressの記事をアクセスが多い順にランキング表示する仕組みになっている。
「Simple GA Ranking」は、【Google Analytics】のデータを使用して人気記事一覧を表示する
 
【Google Analytics】のデータを使用するには、WordPressサイトの「Simple GA Ranking」から、Googleサーバーの【Google Analytics】へのアクセスが「許可」されなければならない。
 
この「アクセス権限の認可」を行うためのプロトコルを、『OAuth(オーオース)認証』と言う。
 
 
 
2. Google Analyticsとは
 
Googleアナリティクスは、Googleが提供するWebサイトへのアクセスを解析するツールで、Webサイトに【Google Analytics】を導入すると、Webサイトへのユーザー行動に関するデータが【Google Analytics】に蓄積され、分析が可能となる。
 
Webサイトに【Google Analytics】を導入すると、Webサイトへのユーザー行動に関するデータが、【Google Analytics】に蓄積され分析が可能となる
 
【Google Analytics】でデータ計測を行うには、トラッキングコードと呼ばれるJavaScriptのコードを、Webサイトの各ページに組み込む必要がある。
 
参考:
 
 
 
3. 認証の仕組み
 
Webサイトのデータを管理する【Google Analytics】のサーバーを『リソースサーバー』と呼び、Analyticsのデータを利用するWordPressの【Simple GA Ranking】を『クライアントアプリケーション』と言う。
 
リソースサーバーには、データをやりとりするための「口」が用意されており、これを『API(エーピーアイ)』と呼ぶ。
(アプリケーション間の連動には、「API」(Application Program Interface)と呼ばれる命令や関数の集合を利用する。)
 
Webサイトのデータを管理する【Google Analytics】のサーバーを『リソースサーバー』と呼び、Analyticsのデータを利用するWordPressの【Simple GA Ranking】を『クライアントアプリケーション』と言う
 
認証は、クライアント側が「アクセストークン」を提示し、リソースサーバー側がその内容をチェックし、データを取り出す権限があるかどうかを確認する、と言う方式になっている。
 
 
アクセストークン」の取得
 
アクセストークン」は、『認可サーバー』で生成し、クライアントアプリケーションに対して発行される。(Google から取得)
 
 

「アクセストークン」は、『認可サーバー』で生成し、クライアントアプリケーションに対して発行される

 
 
①.当該クライアントアプリケーション用のクライアントID とクライアントシークレットを認可サーバーで生成し、クライアントアプリケーションに取込んでおく。
 
②.クライアントアプリケーションが、クライアントID とクライアントシークレットを持って、認可サーバーに対してアクセストークンを要求する。
 
③.認可サーバーは、クライアントアプリケーションが要求している権限を与えるかどうかを、ユーザーに確認する。
 
④.ユーザーが、クライアントアプリケーションに権限を与えることを了承すれば、認可サーバーはアクセストークンを生成し、クライアントアプリケーションにアクセストークンを発行する。
 
 
 
4. クライアントID とクライアントシークレットの入手要領
 
Google の認可サーバー「Google Cloud Platform」で、プロジェクトを設定して「OAuth クライアント」を作成すると「クライアントID とクライアントシークレット」が生成される。
 
Google Cloud Platform」にアクセスし、左上のメニューをクリックする。
「Google Cloud Platform」にアクセスし、左上のメニューをクリックする
 
メニューの中にある「APIとサービス」を開き、「ダッシュボード」をクリックする。
メニューの中にある「APIとサービス」を開き、「ダッシュボード」をクリックする
 
「APIとサービス」の画面が開くので、「APIとサービスの有効化」をクリックする。
「APIとサービス」の画面が開くので、「APIとサービスの有効化」をクリックする
 
「APIライブラリへようこそ」画面に遷移し、下部にAPIの一覧が表示される。
「APIライブラリへようこそ」画面に遷移し、下部にAPIの一覧が表示される
 
WordPressのサイトで使用するAPIは、「Simple GA Rankingが必要とするGoogle Analytics API」と「WP Mail SMTPが必要とするGmail API」の2つが対象となる。
WordPressのサイトで使用するAPIは、「Simple GA Rankingが必要とするGoogle Analytics API」と「WP Mail SMTPが必要とするGmail API」の2つが対象となる
 
「Google Analytics API」を開き、「有効にする」をクリックする。
「Google Analytics API」を開き、「有効にする」をクリックする
 
「Google Analytics API」の画面が開くので、「認証情報」をクリックする。
「Google Analytics API」の画面が開くので、「認証情報」をクリックする
 
上部にある「認証情報を作成」をクリックする。
上部にある「認証情報を作成」をクリックする
 
プルダウンメニューが開くので、「OAuth クライアント ID」を選択する。
プルダウンメニューが開くので、「OAuth クライアント ID」を選択する
 
「OAuthクライアントIDの作成」画面が開くので、アプリケーションの種類をクリックする。
「OAuthクライアントIDの作成」画面が開くので、アプリケーションの種類をクリックする
 
アプリケーションの種類の中から「ウェブアプリケーション」を選択する。
アプリケーションの種類の中から「ウェブアプリケーション」を選択する。
 
WordPressの「Google Analytics設定」画面から、「コールバックURL」をコピーして置く。
WordPressの「Google Analytics設定」画面から、「コールバックURL」をコピーして置く
 
「OAuth クライアント IDの作成」画面の各項目に、次のように入力する。
「OAuth クライアント IDの作成」画面の各項目に、次のように入力する
 
入力ができたら、「作成」をクリックする。
入力ができたら、「作成」をクリックする
 
クライアントID とクライアントシークレットが発行されるので、コピーして保存する。
クライアントID とクライアントシークレットが発行されるので、コピーして保存する
 
「API と サービス」画面に戻ると、右端にクライアントID とクライアントシークレットが表示されている。
「API と サービス」画面に戻ると、右端にクライアントID とクライアントシークレットが表示されている
 
「API と サービス」画面の「認証情報」を開くと、OAuth 2.0 クライアントIDに、作成したクライアントIDが追加されている。
「API と サービス」画面の「認証情報」を開くと、OAuth 2.0 クライアントIDに、作成したクライアントIDが追加されている
 
 
 
5. アクセストークンの入手
 
WordPressの「Google Analytics設定」画面に戻り、発行されたクライアントID とクライアントシークレットをセットし、「トークンを取得」をクリックする。
WordPressの「Google Analytics設定」画面に戻り、発行されたクライアントID とクライアントシークレットをセットし、「トークンを取得」をクリックする
 
認可サーバーは、クライアントアプリケーションが要求している権限を与えるかどうかを、ユーザーに確認する。
 
確認するユーザーでの、ログインが求められる。
確認するユーザーでの、ログインが求められる
 
ログインする。
ログインする
 
「このアプリは確認されていません」と表示されるので、「詳細」をクリックする。
「このアプリは確認されていません」と表示されるので、「詳細」をクリックする
 
続けて、「(安全でないページ)に移動」をクリックする。
続けて、「(安全でないページ)に移動」をクリックする
 
「Google アナリティクスのデータの参照、ダウンロード」にチェックを入れ、「Continue」をクリックする。
「Google アナリティクスのデータの参照、ダウンロード」にチェックを入れ、「Continue」をクリックする
 
ユーザーの確認が完了すると、「アクセストークン」が発行される。
ユーザーの確認が完了すると、「アクセストークン」が発行される
 
サイトの設定を行い、「保存」をクリックする。
サイトの設定を行い、「保存」をクリックする
 
 
 
 6. 「WP Mail SMTP」用の OAuthクライアントの作成
 
WordPressで「WP Mail SMTP」プラグインを使ってメールを送信できるようにするために、「SMTPサーバー」として「Gmail」を使う場合、「Gmail」への『OAuth(オーオース)認証』が必要である。
「SMTPサーバー」として「Gmail」を使う
 
「Simple GA Ranking」場合と同じ手順で、Google の認可サーバー「Google Cloud Platform」にアクセスし、「WP Mail SMTP」用の「OAuth クライアント」を作成すると「クライアントID とクライアントシークレット」が生成される。
 
Google Cloud Platform」にアクセスし、左上のメニューをクリックする。
「Google Cloud Platform」にアクセスし、左上のメニューをクリックする
 
メニューの中にある「APIとサービス」を開き、「ダッシュボード」をクリックする。
メニューの中にある「APIとサービス」を開き、「ダッシュボード」をクリックする
 
「APIとサービス」の画面が開くので、「APIとサービスの有効化」をクリックする。
「APIとサービス」の画面が開くので、「APIとサービスの有効化」をクリックする
 
「APIライブラリへようこそ」画面に遷移し、下部にAPIの一覧が表示される。
「APIライブラリへようこそ」画面に遷移し、下部にAPIの一覧が表示される
 
「Gmail API」を開くと、「APIが有効です」と表示される。
これは、他のサイト用に「OAuth クライアントID」が既に作成されているためで、「管理」をクリックする。
「Gmail API」を開くと、「APIが有効です」と表示される
 
 

 クライアント ID は、
Google の OAuth サーバーで個々のアプリを識別するために使用します。

アプリが複数のプラットフォームで実行される場合、
それぞれに独自のクライアント ID が必要になります。

 
 
「API とサービス」の画面が開くので、上部にある「認証情報を作成」をクリックする。
「API とサービス」の画面が開くので、上部にある「認証情報を作成」をクリックする
 
プルダウンメニューが開くので、「OAuth クライアント ID」を選択する。
プルダウンメニューが開くので、「OAuth クライアント ID」を選択する
 
「OAuthクライアントIDの作成」画面が開くので、アプリケーションの種類をクリックする。
「OAuthクライアントIDの作成」画面が開くので、アプリケーションの種類をクリックする
 
アプリケーションの種類の中から「ウェブアプリケーション」を選択する。
アプリケーションの種類の中から「ウェブアプリケーション」を選択する。
 
WordPressの【WP Mail SMTP】の「設定」画面にある、「許可されたリダイレクト URI」をコピーして置く。
 
「OAuth クライアント IDの作成」画面の各項目に、次のように入力する。
「OAuth クライアント IDの作成」画面の各項目に、次のように入力する
 
入力ができたら、「作成」をクリックする。
 
クライアントID とクライアントシークレットが発行されるので、コピーして保存する。
クライアントID とクライアントシークレットが発行されるので、コピーして保存する
 
「API と サービス」画面の「認証情報」を開くと、OAuth 2.0 クライアントIDに、作成したクライアントIDが追加されている。
「API と サービス」画面の「認証情報」を開くと、OAuth 2.0 クライアントIDに、作成したクライアントIDが追加されている
 
 
 
7. 「WP Mail SMTP」のユーザーでの承認
 
WordPressの「WP Mail SMTPの設定」画面に戻り、発行されたクライアントID とクライアントシークレットをセットし、「承認:プラグインがGoogleアカウントを使ってメールを送信」をクリックする。
WordPressの「WP Mail SMTPの設定」画面に戻り、発行されたクライアントID とクライアントシークレットをセットし、「承認:プラグインがGoogleアカウントを使ってメールを送信」をクリックする
 
認可サーバーは、クライアントアプリケーションが要求している権限を与えるかどうかを、ユーザーに確認する。
 
確認するユーザーでの、ログインが求められる。
確認するユーザーでの、ログインが求められる
 
※:ここでログインするGoogleアカウントは、「WP Mail SMTP」の【送信元メールアドレス】に設定したメニューアドレスを使わなければならない。
ログインするGoogleアカウントは、「WP Mail SMTP」の【送信元メールアドレス】に設定したメニューアドレスを使わなければならない
 
「このアプリは確認されていません」と表示されるので、「詳細」をクリックする。
「このアプリは確認されていません」と表示されるので、「詳細」をクリックする
 
続けて、「wpmailsmtp.com(安全でないページ)に移動」をクリックする。
続けて、「wpmailsmtp.com(安全でないページ)に移動」をクリックする
 
「wpmailsmtp.comがアクセスできる情報を選択してください。」と表示されるので、「Gmailのすべての閲覧・・・」にチェックを入れ、「Continue」をクリックする。
「wpmailsmtp.comがアクセスできる情報を選択してください。」と表示されるので、「Gmailのすべての閲覧・・・」にチェックを入れ、「Continue」をクリックする
 
ユーザーの確認が完了すると、「【Gmailのアドレス】として接続」が表示されるので、「設定を保存」をクリックする
ユーザーの確認が完了すると、「【Gmailのアドレス】として接続」が表示される
 
「メールテスト」タブを開き、テストメールを送信してみる。
「メールテスト」タブを開き、テストメールを送信してみる
 
 
以上で、OAuth(オーオース)認証のための「アクセストークン」取得は完了。
 
 
以上。
(2021.06.16)
 

 

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