スマホ・タブレット 関連ノウハウ
SONY のスマホ Xperia 10 III
電動ジンバル hohem iSteady X
SONY のスマホ Xperia 10 III は、右側面に操作ボタンがあるので iSteady X のホルダーに挟むと、ボタンが使えなくなり操作に障害があるのではないかと心配したが、工夫をすれば問題なく使える。
Xperia 10 III で hohem iSteady X を使う。
以下、Xperia 10 III を iSteady X に装着したまま「電源のON/OFF」が出来る様にした記録。
1. Xperia 10 III の装着
Xperia 10 III は、21:9 のワイドディスプレイで、幅約68mm、約169gとかなり大きい。
「Spigen」のケースを付けたまま装着すると、厚みがあるのでフォルダにしっかりと嵌まらない。

ケースを外せば、問題なく装着できる。

Xperia 10 III の電源を入れてから iSteady X に装着し、その後 iSteady X を操作すれば問題なく使用できる。

超広角を使用しても、「超広角レンズ」の位置が一番外側になるので、ジンバルのアームが映り込むことはない。

2. Xperia の電源ON/OFF対策
Xperia 10 III を iSteady X に装着したまま「電源のON/OFF」が出来る様に、ホルダーの上部に穴をあける。

穴の位置は、Xperia 10 III が左右にバランスする位置にセットした時に、Xperia 10 III の電源ボタンが直下に見える位置にあける。

穴から、Xperia 10 III の電源を押す「プラスチックの棒」を用意する。

用意した「プラスチックの棒」を、空けた穴から挿して見る。

Xperia 10 III を iSteady X に装着し、「プラスチック棒」が電源ボタンに当たるか?、確認して見る。

「プラスチック棒」で「電源のON/OFF」が出来るか試してみる・・・
問題なし。

手元に在るアンドロイド・スマホ「Xperia X Compact SO-02J」と、電源ボタンが突起している「富士通 arrow F-02L」でも試してみる。

「Xperia X Compact SO-02J」での「電源ON/OFF」も問題なく、且つ、【SIMカード無し】で通信が途絶えた状態でも、iSteady X での【Hohem Pro】の使用に問題は無い。

「富士通 arrow F-02L」での「電源ON/OFF」も問題ない。

3. iSteady X の充電
iSteady X を充電するに当たり、「
hohem iSteady X に付属のUSB-Type Cの充電ケーブル」以外のケーブルを使用すると、幾つかのケーブルで試してみたが充電が出来なかった。

充電中は、「バッテリー残量インディケーター」が左から順次点滅する。

点滅が終わると充電完了。

4. iSteady X + Hohem Pro での撮影
正面のにある、操作ボタンとインディケーター。

左横にある、ズームイン/ズームアウトボタン。

シャッターボタンを2回押すと、「動画/静止画」のモードが切り替わる。

シャッターボタンを1回押すと、撮影の「開始/終了」になる。録画が開始されると【録画時間とストレージ使用量】が表示される。

シャッターボタンを2回押して、「静止画」モードにすると「〇」になる。

5. 撮影結果の確認とパソコンでの再生
撮影結果を確認するには、「Hohem Pro」の画面から「フォトアルバム」をタップして、該当のファイルを選択すれば良い。

撮影結果の動画や静止画は、「メインストレージ」→「DCIM」→「Hohem_Pro」フォルダの中に保存される。

残念ながら「SDカード」には保存できない。
パソコンで再生・編集するには、フォルダ「Hohem_Pro」内のファイルをパソコンに転送すればよい。
「Xperia X Compact SO-02J(通信無し)」で撮影した動画を、Windows10の「フォト」や「映画 & テレビ」で再生すると、画面の下半分が表示されない現象が発生した。

「VLC media player」で再生すると、全画面で再生される。

「VIRB Edit」での、再生や編集も問題なく行える。

※:「Xperia 10 III + Hohem Pro」で撮影した画像は、「メインストレージ」→「DCIM」→「Hohem Joy」フォルダに保存され、パソコンで再生しても問題なく表示される。
以上。
(2022.05.18)