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Windows Microsoftアカウント パスワードが分からない 対策

Windows PC 関連ノウハウ
Windowsの パスワードを リセットする
 
使用中のパソコンが壊れたため、ジャンク品のパソコンを購入したら、以前使用していた人の「Microsoftアカウント」でのパスワードが求められるも、パスワードが判らないため、操作不能となる。
 
ジャンク品のため、以前使用していた人の「Microsoftアカウント」でのパスワードが求められるも、パスワードが判らないため、操作不能
 
結論:「回復ドライブ(USB)」を使用すれば、リセットできる。
以下、パスワードが判らない Windows OSに、ログオン(サインイン)した記録。
 

 

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1. パソコンが動かなくなるまでの経緯
 

・しばしば、電源が落ちるようになる。

・ケースを開けてみると、CPUファンが回っていない。

・CPUファンを交換してみると、CPUファンは回る。

・その後も、電源が落ちる。

・電源ユニットを交換して見る。

・しばらくの間(2~3日)稼働した。

・そして、遂に、電源が入らなくなる。

原因の推測:(電源は問題なかった)
・CPU Fan(Cooler Master FA09025H12LPB) の故障
・その結果、CPUの熱暴走で電源が落ちる(適正温度:40~70℃)
・最後は、CPU/マザーボードがいかれる
 

 
早とちり:結果は電源の問題ではなかったが、電源の故障と思い込んで・・・下記サイトで同一モデルの電源ユニットが販売されていることを発見。確認もせず注文すると、即【PayPal】で支払いが完了(2020.05.04)・・・も、商品が届いたのは(2020.06.10)。将来の予備となった。
http://www.laptopbattery.jp/
LAPTOPBATTERY.JP
order@laptopbattery.jp
+81 5068648076
 
 
 
2. パソコン故障への対応策
 
同じモデルのパソコンで、「バイオス起動のみ確認しました」というジャンク品を、オークションで手に入れる。
 
電源を入れてみると、「Error: CMOS checksum error」というメッセージが出る。長期間の使用で、電池切れか?。
電源を入れてみると、「Error: CMOS checksum error」というメッセージが出る
 
マザーボードの、CMOS バッテリー ( ボタン電池 )を交換することで解決。
 
その後、システムは起動する・・・Windows 8.1 の様子。
その後システムは起動する・・・Windows 8.1 の様子
 
続いて、サインイン画面が表示されて・・・問題に気付く。
 
ジャンク品のため、以前使用していた人の「Microsoftアカウント」でのパスワードが求められるも、パスワードが判らないため、操作不能。
ジャンク品のため、以前使用していた人の「Microsoftアカウント」でのパスワードが求められるも、パスワードが判らないため、操作不能
 

ジャンク品に搭載されているシステムドライブ(HDD)での起動を諦め、故障したPCからシステムドライブ(SSD)を取り外し、ジャンク品に乗せ換える。・・・と、スンナリ稼働(ライセンス認証も無し)。

故障したPCのシステムドライブを取り外し、ジャンク品に乗せ換えると、 スンナリ稼働(ライセンス認証も無し)

 
これだけで、無事にパソコン故障対策は完了!!
 
 
 
3. ジャンク品【Windows】のパスワードリセット
 
故障したパソコンへの対策は、代替機にシステムドライブを乗せ換えるという方法で、いとも簡単に完了したが、ジャンク品の「パスワードリセット」が気になり挑戦して見る。
 
手元に保管して置いた、「Windows 10 のインストールメディア(DVD)」で起動してみる。
 
「次へ」をクリックする。
「Windows 10 のインストールメディア(DVD)」で起動してみる
 
「今すぐインストール」を選択せず、左下の「コンピュータを修復する」をクリックする。
左下の、「コンピュータを修復する」をクリックする
 
オプションの選択から、「トラブルシューティング」をクリックする。
「トラブルシューティング」をクリックする
 
トラブルシューティングの中から、「詳細オプション」をクリックする。
「詳細オプション」をクリックする
 
詳細オプションで、「コマンドプロンプト」をクリックする。
「コマンドプロンプト」をクリックする
 
「コマンドプロンプト」画面が開き、X:¥Sources> と表示されている。
「コマンドプロンプト」画面が開く
 
 
インストールメディアでは、システムドライブを探せない
この状態で、c: d: とディレクトリーを調べるも、システムドライブを探すことが出来なかった。
 
 
リカバリーメディアを使うとOK。
インストールメディアとリカバリーメディア
リカバリーメディアの種類
リカバリーメディアは、USBに「回復ドライブ」として作成するのが一般的で、DVDに作成するのは困難。
一方、インストールメディアは、USBかDVDを選択して作成できる。
 
 
 
4. 他のPCで作成した「回復ドライブ(USB)」での起動
 
元に戻って、オプションの選択画面から「デバイスの使用」をクリックする。
オプションの選択画面から「デバイスの使用」をクリックする
 
デバイスの使用画面で、「USB」を選択する。
「USB」を選択する
 
キーボードレイアウトの選択が求められるので、「Micosft IME」を選択する。
キーボードレイアウトの選択が求められるので、「Micosft IME」を選択する
 
「コマンドプロンプト」画面が開く。今度は「X:¥windows¥system32」になっている。
「コマンドプロンプト」画面が開く
 
ドライブにして、ディレクトリーを表示してみると、【Windows】ディレクトリーが見つかる。
cドライブにして、ディレクトリーを表示してみると、【Windows】ディレクトリーが見つかる
 
【Windows】ディレクトリーの内容を確認するために、全てを表示出来る様に設定を変更する。
 
 
コマンドプロンプトのウィンドウサイズ(表示できる行数や1行当たりの文字数)は、例えば80文字×25行(Windows 7のデフォルト)や120文字×30行(Windows 10のデフォルト)など、固定的なサイズになっている。
これを超えるような表示が行われた場合は、その内容をスクロールバックして確認することになる。
最大何行までさかのぼって表示できるかは、バッファー行数=[画面バッファーのサイズ]にある[高さ]の値を変更すれば良い。
 
 
左上のアイコンを右クリックして、「プロパティ」を選択する。
左上のアイコンを右クリックして、「プロパティ」を選択する
 
「レイアウト」タブを開き、画面バッファーサイズの【高さ】の値を変更する。
「レイアウト」タブを開き、画面バッファーサイズの【高さ】の値を変更する
 
「utilman.exe」 と「cmd.exe」ファイルが存在することを確認。
 
「utilman.exe([コンピューターの簡単操作]の実行ファイル)」をバックアップした後、cmd.exe([コマンドプロンプト]の実行ファイル)をutilman.exeという名前にしてコピーする。
「utilman.exe([コンピューターの簡単操作]の実行ファイル)」をバックアップした後、cmd.exe([コマンドプロンプト]の実行ファイル)をutilman.exeという名前にしてコピーする
 
cd ¥windows¥system32
ren utilman.exe utilman.org
copy cmd.exe utilman.exe
 
これで、Windows のログオン画面にある[コンピューターの簡単操作]アイコンをクリックすると実行される「utilman.exe」の実体が、「cmd.exe」となり、コマンドプロンプトが起動されるようになる
 
「PCの電源を切る」をクリックして、DVDあるいはUSBメディアを取り外し、再起動する。
「PCの電源を切る」をクリックして、DVDあるいはUSBメディアを取り外し、再起動する
 
 
 
5. Administratorアカウントを有効にしてパスワードを設定
 
Windowsが起動し、サインイン画面が表示されたら、左下の[コンピューターの簡単操作]アイコンをクリックする。
Windowsが起動しサインイン画面が表示されたら、左下の[コンピューターの簡単操作]アイコンをクリックする
 
「utilman.exe」としてコピーした「cmd.exe(コマンドプロンプト)」が実行される。
「utilman.exe」としてコピーした「cmd.exe(コマンドプロンプト)」が実行される。
 
Administratorアカウントを有効にしてパスワードを設定する。
Administratorアカウントを有効にしてパスワードを設定する
 
コマンド。
net user Administrator /active:yes
net user Administrator <パスワード>
 
右下の電源アイコンをクリックして、再起動する。
右下の電源アイコンをクリックして、再起動する
 
再起動後の[サインイン]画面には、ユーザー名の左側に矢印が表示されるので、ここをクリックする。
再起動後の[サインイン]画面には、ユーザー名の左側に矢印が表示されるので、ここをクリックする
 
有効にした、Administratorのサインイン画面が表示されるので、設定したパスワードを入力する。
有効にした、Administratorのサインイン画面が表示されるので、設定したパスワードを入力する
 
Administratorで、サインインが出来る様になった。
Administratorで、サインインが出来る様になった
 
 
サインイン結果:Windows 8.1 の初期状態だった。
サインイン結果、Windows 8.1 の初期状態だった
 
尚、アプリはインストールされておらず、個人データはきれいに削除されていた。
 
 
参考:
 

以上。
(2020.05.25)

 

 

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