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システム要件を満たさないPCを Rufusを使って Windows 11 にする

Windows PC 関連ノウハウ
Rufusを使って
Windows 10から Windows 11にアップグレード
 
「このPC は現在、Windows11 を実行するための最少システム要件を満たしていません」と表示されるパソコンは、Windows 10から Windows 11にアップグレードしたり、システム要件を満たさないPCで Windows 11を利用している場合でも、Windows Updateで「Windows 11 version 23H2」にはアップデートできないようだ。
 
[Windowsユーザーエクスペリエンス]ダイアログが開くので、
「4GB以上のRAM、セキュアブート及びTPM 2.0の要件を削除」にチェックが入っていることを確認し、
[OK]ボタンをクリックする
Rufusを使って要件チェックを回避する。
 
以下、「Rufus」を使って、システム要件を満たさない Windows 10パソコンを、「Windows 11 2023 Update(23H2)」にアップデートした記録。
 
 

 

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1. Windows 11のダウンロード
 
Windows 11をダウンロードする」ページを開く。
「Windows 11をダウンロードする」ページを開く
 
下にスクロールして、「Windows 11 ディスク イメージ (ISO) をダウンロードする」欄の「ダウンロードを選択」と表示されたプルダウンリストで「Windows 11(multi-edition ISO)」を選択する。
下にスクロールして、「Windows 11 ディスク イメージ (ISO) をダウンロードする」欄の「ダウンロードを選択」と表示されたプルダウンリストで
[Windows 11(multi-edition ISO)]を選択する
 
続けて[ダウンロード]ボタンをクリックする。
続けて[ダウンロード]ボタンをクリックする
 
次に、製品の言語の選択から[日本語]を選択して、「確認」ボタンをクリックする。
次に、製品の言語の選択から[日本語]を選択して、「確認」ボタンをクリックする
 
「Windows 11 日本語」と表示されるので、「64-bit ダウンロード」ボタンをクリックする。
「Windows 11 日本語」と表示されるので、「64-bit ダウンロード」ボタンをクリックする
 
これで Windows 11の ISOファイルがダウンロードできる。
(ダウンロードには時間がかかる。)
 
 
 
2. Rufusでインストールメモリを作成
 
フリーソフトウェアのUSB書き込みツール「Rufus」を利用すると、システム要件のチェックを回避するインストールUSBメモリが作成できる。
 
 
下にスクロールして、ダウンロード欄より「rufus-4.3.exe 標準」をクリックする。
下にスクロールして、ダウンロード欄より「rufus-4.3.exe 標準」をクリックする
 
Rufusのダウンロードが完了したら、PCに8GB以上のUSBメモリを差して、Rufusを起動する。
 
Rufusの「ドライブ プロパティ」が開くので、
・「デバイス」欄でUSBメモリを選択し、
・「ブートの種類」欄の「ディスクまたはISOイメージ」に、
 ダウンロードした【Win11_23H2_Japanese_x64.iso】を選択する。
・必要に応じて「パーティション構成」も設定する。
Rufusの「ドライブ プロパティ」がひらくので、
「デバイス」欄でUSBメモリを選択し、
「ブートの種類」欄の「ディスクまたはISOイメージ」に、ダウンロードした【Win11_23H2_Japanese_x64.iso】を選択する。
必要に応じて「パーティション構成」も設定する。
 
[スタート]ボタンをクリックする。
 
[Windowsユーザーエクスペリエンス]ダイアログが開くので、「4GB以上のRAM、セキュアブート及びTPM 2.0の要件を削除」にチェックが入っていることを確認し、[OK]ボタンをクリックする。
[Windowsユーザーエクスペリエンス]ダイアログが開くので、
「4GB以上のRAM、セキュアブート及びTPM 2.0の要件を削除」にチェックが入っていることを確認し、
[OK]ボタンをクリックする
 
USBメモリの消去を確認する画面が開くので、「OK」をクリックする。
USBメモリの消去を確認する画面が開くので、「OK」をクリックする
 
「準備完了」と表示されれば、【システム要件のチェックを回避する】インストール用USBメモリの作成が完了する。
「準備完了」と表示されれば、【システム要件のチェックを回避する】インストール用USBメモリの作成が完了する
 
 
 
3. Windows 11 へのアップデート
 
※:Windows 11 にアップデートする前に、現行の「Windows 10」を「EaseUS Todo Backup」等を使用してバックアップしておく。
 
作成したインストール用USBメモリを、システム要件を満たしていない稼働中のPCに差すと、自動的にWindows 11の ISOファイルがマウントされる(別に「UEFI_NTFS」というUSBメモリもマウントされる)。
作成したインストール用USBメモリを、システム要件を満たしていない稼働中のPCに差すと、自動的にWindows 11の ISOファイルがマウントされる(別に「UEFI_NTFS」というUSBメモリもマウントされる)
 
稼働中の「Windows 10」を、「Windows 11 2023 Update」にアップデートするには、ISOファイルがマウントされたドライブを開き、この中の「setup.exe」をダブルクリックして起動する。
稼働中の「Windows 10」を、「Windows 11 2023 Update」にアップデートするには、
ISOファイルがマウントされたドライブを開き、
この中の「setup.exe」をダブルクリックして起動する
 
「Windows 11 セットアップ」が開始されるので、「次へ」をクリックする。
「Windows 11 セットアップ」が開始されるので、「次へ」をクリックする
 
ライセンス条項に「同意する」をクリックする。
ライセンス条項に「同意する」をクリックする
 
「インストール準備完了」と表示されるので、「インストール」をクリックする。
「インストール準備完了」と表示されるので、「インストール」をクリックする
 
「Windows 11 のインストール」が開始される。
「Windows 11 のインストール」が開始される
 
「Windows 11 のインストール」が完了し、「Windows 11」が立ち上がる。
「Windows 11 のインストール」が完了し、「Windows 11」が立ち上がる
 
 
 
4. まとめ
 
Windows 10。
Windows 10のサポートは、2025年10月14日に終了予定です。
Windows 10から Windows 11へのアップグレードは無料です。
 
Windows 11へのアップグレードに求められるシステム要件。
プロセッサ:1GHz以上で2コア以上の64ビット互換プロセッサ
      もしくはSystem on a Chip(SoC)
メモリ:4GB以上
ストレージ :64GB以上の空き容量
グラフィックカード:DirectX12以上(WDDM2.0ドライバー)に対応
ディスプレイ:対角サイズ9インチ以上。
       8ビットカラーの高解像度(720p)
TPM バージョン:2.0以上
ファームウェア:UEFI、セキュアブート対応次段落
 
Rufus」を使えば、システム要件を満たさない Windows 10パソコンを、「Windows 11 2023 Update(23H2)」にアップデートできる。
 
 
「Windows 11 2023 Update(23H2)」には、150を超える新機能が搭載されている。
 
最大の目玉である「Copilot in Windows」は、
Windows11に搭載されたAIツールで、
・対話型での操作によるアシスタント機能
・英語や日本語などさまざまな言語による情報検索ができる
・Windows 11の操作もできる
・Microsoft365 Copilotを使うとOffice文書などが作れる
・テキストの作成や要約、説明などの機能
を備えている。
 
Cortanaが廃止され、Copilot in Windowsに置き換わることで、さまざまな改善や機能の向上がなされたということで、これから実際に使用して、進化の度合いを確かめていきたい。
 

 

以上。
(2023.11.28)

 

 

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