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AMPのカスタマイズ Analyticsの トラッキングコードを実装

WordPress Twenty Seventeen
AMPページに
Analyticsの トラッキングコードを実装
 
AMP化が完了すると、『AMP化の効果』が気になるところだが、残念ながら「AMP for WordPress」プラグインのインストールだけでは Google Analytics で計測されない。そこで、AMPページに【 Analyticsの トラッキングコードを実装 】するカスタマイズを行った。
 
AMPページがドンドン参照されるようになった
 
以下に、【 Analyticsの トラッキングコードを実装 】する AMPの カスタマイズ要領を記載。
 

 

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参考:
 
Analyticsのトラッキングコードを実装する方法
方法ー1:AMP Analytics Options で設定。
方法ー2:functions.php で、AMPスクリプトを挿入する。
方法ー3:amp のテンプレートをカスタマイズ。
の3通りがあるが、今後、他のカスタマイズも行っていきたいので、今回は方法ー3を採用した。
 
方法ー1:AMP Analytics Options で設定。
「Analytics」では、AMPページのトラッキング設定が可能となっている
 
方法ー2:functions.php で、AMPスクリプトを挿入する。
AMPプラグインが準備しているページフッターにフック。
add_filter( 'amp_post_template_analytics', 'xyz_amp_add_custom_analytics' );
function xyz_amp_add_custom_analytics( $analytics ) {
	if ( ! is_array( $analytics ) ) {
		$analytics = array();
	}
 
	// https://developers.google.com/analytics/devguides/collection/amp-analytics/
	$analytics['xyz-googleanalytics'] = array(
		'type' => 'googleanalytics',
		'attributes' => array(
			// 'data-credentials' => 'include',
		),
		'config_data' => array(
			'vars' => array(
				'account' => "UA-XXXXX-Y"
			),
			'triggers' => array(
				'trackPageview' => array(
					'on' => 'visible',
					'request' => 'pageview',
				),
			),
		),
	);
	return $analytics;
}
 
 
2019.01.07 追記。
「方法ー1:AMP Analytics Options で設定」に変更した。
 
参考:
 
 
1. トラッキングコードの用意
 
Google Analytics の「管理」を開く。
Google Analytics の「管理」を開く
  
「プロパティ選択」で、AMP化サイトを選択する。
「プロパティ選択」で、AMP化サイトを選択する
  
「プロパティ設定」をクリックする。
「プロパティ設定」をクリックする
  
トラッキングIDが表示されるので、メモして置く。
トラッキングIDが表示されるので、メモして置く
  
 
2. AMPテンプレートファイルのコピー
 
「wp-content」→「plugins」→「amp」の中に、「template」フォルダーがあるので、この中のすべてのファイルをコピーする。
AMPテンプレートファイルのコピー
 
「twentyseventeen-child」の中に、「amp」フォルダーを作成し、この中にコピーして編集する。
 
「AMP」プラグインは「amp」フォルダが存在していれば、プラグインのテンプレートではなく「amp」フォルダ内のテンプレートを優先的に認識するので、
 ①.プラグインのファイルを直接いじらなくて済む。
 ②.トラブルがあっても、(子)テーマ内の
  「amp」フォルダにあるファイルを削除すれば、
  元のAMPページが表示される。
 ③.プラグインの更新に影響されない。
 ④.WordPress ダッシュボードから編集できる。
と、安心・便利である。
 
 
3. 「html-start.php」のカスタマイズ
 
WordPress ダッシュボードのメニューから「外観」→「テーマの編集」を選択する。
WordPress ダッシュボードのメニューから「外観」→「テーマの編集」を選択する
 
右側の「テーマファイル」に表示される「amp」を展開する。
右側の「テーマファイル」に表示される「amp」を展開する
 
「amp」の中から「html-start.php」を選択すると、ソースコードが表示される。
「amp」の中から「html-start.php」を選択する
 
「html-start.php」のソースコードの </head> タグの上に、analytics用の専用ライブラリを読み込むスクリプトコードを貼り付ける。
</head>タグの上にanalytics用のスクリプトコードを貼り付ける
  
analytics用のスクリプトコード。
<!-- analytics header -->
<script async custom-element="amp-analytics" src="https://cdn.ampproject.org/v0/amp-analytics-0.1.js"></script>
<!-- analytics header end -->
 
<body>の下に、ページをトラッキングするためのコードを貼り付ける。
ページをトラッキングするためのコードを貼り付ける
 
ページをトラッキングするためのコード。(xxxxxxxx-x 部分の変更要)
<!-- analytics -->
<amp-analytics type="googleanalytics" id="analytics1">
<script type="application/json">
{
  "vars": {
    "account": "UA-XXXXXXXX-X"
  },
  "triggers": {
    "trackPageview": {
      "on": "visible",
      "request": "pageview"
    }
  }
}
</script>
</amp-analytics>
<!-- analytics end -->
 
 「ファイルを更新」をクリックして完了。
 
 
4. Google Analyticsでの確認
 
Google Analyticsで、ページがトラッキングされているかどうかを、リアルタイムのレポートで確認する。
 
一般的なページが参照されている時の、アクティブなページ。
一般的なページが参照されている時の、アクティブなページ
 
AMPページが参照されている時の、アクティブなページは「&amp」が付いている。
AMPページが参照されている時の、アクティブなページ
 
AMPページがドンドン参照されるようになった。
AMPページがドンドン参照されるようになった
  
 
5. Search Console
 
Search Console の「検索トラフィック」→「検索アナリティクス」で、ページの【クリック数】を見てみると、通常ページとAMPページはそれぞれ個別に統計が取られている。
通常ページとAMPページはそれぞれ個別に統計が取られている
 
 
参考:

 

以上。
(2018.08.22)

 

 

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